こんにちは。ちゃはちです。
うちの息子は1月生まれなので、いよいよ1歳までのカウントダウンがうっすらと聞こえてきました。
もともと共働きなので、妻の育休終了後は息子を保育園へ預ける予定です。
そこで保活を開始したのですが、現実はやっぱり厳しそう。
そんな中、近所の保育園の運動会がありまして。
保育園の運動会を体験!
天高く馬肥ゆる秋はスポーツの秋。肥えた体をスポーツで引き締めよということですね(違う)。
ということで、各所で運動会が開催されています。
絶賛保活中の我が家ですが、入園希望第1位の園が、近所の学校の校庭を借りて運動会を行うとのこと。
その園は子育て支援の一環として、入園していない子供を対象に色んな催しを定期的に開催しています。
園を開放して遊べるようにしたり、子育て相談会を開催したり。
現実的には助成金の問題なんかもあって、積極的にそういったことを行う園は増えているのかもしれません。
今回は園の運動会に、未就学児もちょっとだけ参加できる企画があるとのことで行ってきました。
運動会とか高校以来ですから、ちょっとドキドキします。
保活の厳しさを再認識
受付時間は運動会開始の数分前からだったので、到着したころには園児の親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんなどが既にわんさかと校庭に陣取っておりました。
おー、この感じ。久しぶりだなー、と感慨にふけっていたところ…
「おい!〇〇!何やってんだよ」
突然声をかけられました。高校時代の部活の先輩でした。
卒業後もちょくちょくと草野球で会うことがあったので、そんなに久しぶりという感じではありませんが、全く予想外でした。なぜならその先輩は同じ区内に住んでいますが、この保育園からは相当離れた場所のはずだったからです。
話を聞いてみると、先輩のお子さんはこの園に通っているとのことですが、色々事情があってここしか受け入れが出来なかったため、毎日自転車で長い時間をかけて送り迎えをしているのだそうです。
でもすごくいい園だから是非入った方が良いよ、と言ってくれたので、園のことは気に入っている様子でした。
そう言われるとますます希望度が上がって来ますが、入りたいからと言って入れる訳では無いのが現代日本。しかも我が自治体は日本でも有数の待機児童数を誇っています。自慢じゃないですが。いや、ホント、自慢できない。
実はこの先輩、区役所の職員さんなのです。保育園を管轄している課ではありませんが、良い機会なので色々我が区の待機児童の現状について聞いてみました。
新設の園はそれなりに出来ているが、まだまだ足りていないこと。
1歳になったからといって、やはり期中での入園は難しいこと。
保育の必要度を測るいわゆる「ポイント」はやっぱり大事で、同じポイントで何家庭もずらっと並ぶことが多いので1ポイントでも多い方が有利なこと。
そして、そのポイントによる判定はかなり機械的に行われるということ。
だいたい予想していたことですが、あらためて厳しさを思い知りました。うん、まぁ、そうだよね。しっかり考えていかないと。
「やっぱりそうなんですね。でもここは先輩に闇の力を発揮して頂いて。。。」
とゲスな顔で、言ってみましたが。
「無理」
冗談に決まってるじゃないですかー。やだー。
そういうのには厳しい時代ですからね。不正がばれたらすぐに拡散して大変なことになります。なので、区役所の職員さんの子供達はむしろ後回しになるくらいだそうですよ。
機械的な判定というのは冷たさも感じてしまいますが、不正が無いようにするためには、ある程度仕方ないことなのかもしれません。
運の要素もあるということですから、なるべく日ごろの行いに気を付けていこうと思います。とりあえず最近家の中に出没する家蜘蛛はそのままにしておこう。益虫だって言うしね。
運動会っていいな
小さい子供の運動会なんて、そりゃ当事者でなければ面白いもんではないかも知れません。
でも、子どもが出来ると色々感情移入してしまいますね。
自分の息子が1年後、2年後に同じようにお遊戯をしたり、かけっこをしたり。想像してみると、ドキドキしてしまいます。
上手くできるかな、泣き出したりしないかな。友達とは仲良くやれるかな。基本不安ばかりですけども。
今は家族という一番小さな社会しか経験していない息子が、今後もっと大きな社会に飛び込むことになる。僕たち両親の社会性の低さを受け継いでいたら苦労するんじゃなかろうかと。
ここまで卑屈じゃないにしろ、そんな風に思う親御さんは多いのかも知れませんね。だから運動会のフィールドを取り囲む大人たちの顔は、どこか楽しそうでありながら心配そうにも見えます。
自分たちが普段見られない社会で、我が子がどんな様子なのか。その発表会みたいな感じ。
で、みんなそんな感情を共有してるから、自分の子だけでなく、よその子も「がんばれー」って応援する空気を感じます。
上手くできる子も、出来ない子もいるけど、みんなが温かい目で見守ってくれてるのを見ると、あまり心配し過ぎることもないかなと思えますね。
あ、肝心の参加競技ですが、息子を抱えてヨーイドン→紐にぶら下がったお土産の入った袋をとる→ゴールに向かう、というシンプルなものであっという間に終わりました。
でも、入場門から出ていく感覚が久しぶりで何だか緊張しましたね。それも含めて面白かったです。
これから我が家の保活は本格化しますが、その前にちょっとしたドキドキを経験できて良かったです。
皆さんももし同じような機会があったら、是非参加してみてはいかがでしょうか。
では、また。
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