こんにちは。ちゃはちです。
青い空、白い雲、山盛りのスパムおにぎり…。なぜか湿布の味がするルートビアを飲み干した勢いで足を踏み入れる濃緑の密林…。視線の先には戦いを終え、互い検討を称え合うハブとマングースの姿…
そう、ここは沖縄…
ということで…未だにどういうことか自分でもよく分かりませんが、前回の続き、沖縄旅行です。
前回の記事をご覧になっていない方で、かつモノ好きな方はこちらからどうぞ。
オキナワマリオットリゾート&スパ
今回泊まったホテルは名護市にある「オキナワマリオットリゾート&スパ」です。
マリオットです。けっこういいホテルであります。ちなみにリゾート&スパの「スパ」はパスタの一種のアレではありませんよ。ただちに認識を改めましょう。
「何でこんなこんないいホテルに泊まってるんだ、さては貧しいフリして小銭稼いでやがるな」とお思いかもしれません。。。しかし今回の宿泊費はタダです。クレジットカードのポイントを利用したので。
ホテルのレポートを含め、詳細はまた別途書きますが大変いいお部屋でした。
洋室ですが玄関以外は裸足で動けます。よって息子は部屋を縦横無尽に駆け回ったり、バスルームのドアやクローゼットの引き出しを開けたり閉めたり、ベッドにある照明のスイッチをいじったり、ラジバンダリ。初めての部屋にテンションMAXの大興奮でした。うん、怪我しないように見てるのが大変…。
到着が遅くなってしまったので早く寝かせたかったのですが、無理やりベッドに転がすと嫌がって今度は大泣きです。
壁の薄いビジネスホテルのように「隣の声がまる聞こえ」というわけでは無いので、恐らく周りに迷惑になるレベルでは無いと思いますが、まぁ大変でした…。
何とか寝かしつけた後も、大きな声で話ができません。ということで子供を連れての旅行は自然と大人も寝る時間が早めになりますね。健康的だわ。
息子氏、韓国マダムに愛でられる
翌朝。特典で朝食ビュッフェのチケットをもらっていたのでロビー階にあるレストランへ。
他にも朝食を食べられるレストランはあるのですが、こちらは大変人気で朝から入口の外に列が出来ていました。だいたい10分待ちとのこと。仕方ない、並びましょう。
どこに行っても以前より外国人観光客が増えたなぁという印象ですが、このホテルも例外ではありません。特にアジア系の人たちがとても多いです。
並び始めて程なく、前に並んでいた年配のオバ様が息子に気づき、何やら甘い声で話しかけてきました。
「かわいいわねぇ〜」みたいな事を言っていると思われます。どうやら韓国の方のようです。
国内においては、「うちの息子がかわいい」ということは周知の事実ですが、ついにその可愛さは国境を越えたみたいです。
普段も年配の方に声をかけられることはありますがこちらの韓国マダム、ただ声をかけるだけでなく手を握り、さすり、まるでムツゴロウさんこと畑正憲氏が動物と戯れているかのようなテンション。イヤな人はイヤかもしれないけど…。
並んでいた時間は10分程度でしたが、その間ムツゴロウさんは断続的に息子を愛でていました。当の息子はキョトンとしてましたが。
さらに、朝食が終わり部屋に戻ろうとしたエレベーターの中でも別の韓国マダムに同じように声をかけられました。こちらも畑正憲氏ことムツゴロウさんです。
滞在中、中国系の人に声をかけられることは全くなかったんですけどね。なんでしょう。何処ぞの韓流スターにでも似てるんでしょうか。1歳にして。あんまり詳しくないので分かんないですけど。
万座毛へ
朝食を食べてから景勝地である万座毛へ向かいました。ホテルからは車で20分程度の場所です。
道中特に混雑もなく順調でしたが、もうすぐ到着というところで駐車場待ちの渋滞がありました。
こちらも外国からのお客さんが多いようで、大型バスもたくさん停まっています。レンタカーも「外国人が運転しています」みたいなステッカーが貼らている車が沢山いました。
一本道の突き当たりが万座毛の駐車場なのですが、それほど収容台数は多くありません。第2駐車場が道の脇にありますが、そちらも混雑しています。
それなのに列を追い越して第2駐車場に入ろうとする車があったり(外国の方かな)なかなかカオスな状況でした。
我々はちょうど息子がウトウトし出したので慌てる事なく、いやむしろ「あと30分は到着しなくても良い」くらいの気持ちで、じっくり並んで第1駐車場へ。
駐車場の先に万座毛を一望できる散策路があります。3、4分も、あれば一周できてしまいそうですが混雑もしてますし、ゆっくりゆっくり歩きました。
人は多いけど絶景であります。切り立った大きな崖に自然への畏怖を感じざるを得ません。
息子も目を細め物憂げな顔で海を見ていました。何を思ってたんでしょう。まぁ十中八九「お腹すいたな」だと思います。
美ら花でお昼ご飯
常にお腹を空かせている息子を連れ、お昼ご飯はホテルから車で数分のところにある「美ら花」さんで頂くことにします。
夜は居酒屋のようですが、ランチタイムは沖縄そばや定食がメインです。僕は豆腐チャンプルー定食、妻は麩チャンプルー定食を注文しました。チャンプルーはなんでも大好きなんです。でもチャンプルーってどういう意味なのかはまるで分っていません。
息子にはご飯とおかずを少し食べさせて、後は持ってきたベビーフードを食べさせます。一応入口で確認しましたが持ち込みのベビーフードもOKとのことでした。
小さな子ども用に、ストローとフタのついたコップで水を提供してくれたり、子連れにも配慮してくれていました。
掘りごたつの座敷だったんですがとにかく息子は動きたくてしょうがない。あっちこっちに動き回ろうとするのを制御するのは相変わらず大変でした。
でもそれほど混雑していなかったので周りに気が引けるようなこともなかったです。
味もかつおのだしがしっかりきいていて大変美味しゅうございました。もうちょっと大きくなったら夜の居酒屋タイムにも来てみたいですね。
かりゆしビーチ
昼食の後は部屋へ戻って3人ともお昼寝。何もしないこういう時間こそがリゾートって感じです。おやすみなさーい。
ZZ。。
ZZZZ。。。
ZZZZZ。。。。
♫てーれてってれ、てれー(DQの宿屋で朝を迎えた音楽)
目をさました我々はホテルの道を挟んだ向かい側にある「かりゆしビーチ」へ行くことにしました。
歩いて行けないことも無いですが、ホテルは高台にあるので子供を連れてだとちょっと大変です。
そこでホテルの方にビーチに行きたい旨を伝えると、送迎してくれるとのこと。
すぐに手配をしてくれてホテルのハイエースでビーチへ向かいました。
こじんまりしたビーチですが、水は青くてこれぞ沖縄って感じです。沖縄はすでに海開きをしているのですが、気温は20度を少し超えるくらい。流石に入るのはまだ寒いかな…。
でもおいしそうなラーメンのスープを見たら完飲したくなるのと同じく、きれいな水を見たら足をつけたくなるのは人のサガ。
濡れてもいい靴は履いていたので試しに足だけつけてみたところさほど冷たくはありませんでした。
そこで息子も靴下を脱がせて抱っこしながら足だけつけて見ます。
ちょっとびっくりしたみたいなリアクションをして足を上下にジタバタしていましたが、とりあえずこれが初めての海水浴ってことにしておきます。
海上にはエア遊具で作ったアスレチックがあったり、ビーチにはバレーのコートがあったりと、もう少し息子が大きくなったら楽しめそうな設備が沢山ありました。
バナナボートなどのマリンアクティビティもできるみたいですよ。
さすがにまだ誰もやってなかったですが、この気温の中やるのはよりスリリングだと思うので半端なスリルじゃ物足りない方は是非どうぞ。
ガーデンプール
ビーチから戻ったら今度はホテルのプールに行って見ました。
オキナワマリオットリゾート&スパはプールが充実しています。
水深の異なる複数のプールに加えてウォータースライダーなどもありますので、ビーチ同様こちらももう少し息子が大きくなったら楽しめそうです。
この気温でも頑張ってプールに入っている人はそこそこいます。ただあれだけいた外国人は皆無。皆日本人のようです。
お腹いっぱいでもう食べられないと思っても、最後に杏仁豆腐が出てきたら結局全部食べてしまうのと同じように、寒くても目の前にプールがあると入りたくなるのは、日本人のサガ。
こちらも足だけ浸かってみました。一部温水だったのでそこだけなら寒くはありませんが、夕方だし流石に全身浸かるのはキツイかな。
でもビーチサイドからの眺望も良くて気分が良かったです。
その後夕食を食べ、シャワーを浴びて就寝…ですがやっぱり息子は部屋の中で終始はしゃいでいてこの日も寝かしつけるのが大変…。
帰りの空港は大混雑
帰りは昼頃の便なので最終日は特に予定を入れず、チェックアウトの後まっすぐ那覇空港に向かいました。
レンタカーを返却し、送迎バスで空港へ向かいますが、行きの混雑に比べて帰りの道は空いていて順調です。
ただ空港自体は出発客でとても混雑していて、手荷物を預けるために長蛇の列ができていました。
列に並んでいると「◯時◯分発△△行きの便に搭乗されるお客様はいらっしゃいますかー」と、出発時刻の迫った乗客を随時呼び出しています。間に合うように優先して案内してくれるんですね。
我々も並んでから30分くらい経ったころだったでしょうか。「12時10分発羽田行きのお客様はお知らせ下さーい」と声がかかりました。
待ってましたとばかりに手を挙げると、優先レーンへご案内。やったぜ!
ん?でもこれってもしかして時間ギリギリまで並ばないでゆっくりしてた方がよかっ…(自重)
その後保安検査でベルトのバックルが反応し、外すように言われる恥辱を受けましたが、幸いベルトを外されたくらいでズボンが落ちるような軟弱なウエストではございません。
涼しい顔を装って無事にゲートを通過。出発時間には間に合いそうです。
ただ、本当は荷物を預けた後にA&Wで昼ごはんを食べようと思っていたのですが、さすがにそこまでの余裕は無くなってしまいました。残念。
仕方ないので搭乗口近くの売店で買ったサンドイッチなどを買って食べます。息子はベンチに座ってベビーフードです。
帰りも優先搭乗はせず遅めに機内へ乗り込み東京へ出発です。
さようなら沖縄。また来るよ。
帰りの飛行機もなんとか息子をごまかしながら2時間程のフライトです。まぁなんとかなったかな…。
やっぱり旅行はいいね
ということで、2泊3日、初めての子連れ沖縄旅行は幕を閉じました。
息子も自分で動けるようになってきたので、少しずつ旅行自体を楽しめるようになってきたのかなと思います。
ただ、なまじ動けるようになったことでそれを制御する苦労は以前より増していますね…。
でも行ってみて本当に良かったなと思います。
今までとは旅行の楽しみ方が変わってきましたが、大人も充分楽しめましたし、息子もはしゃいでいる時間が多くて楽しそうでしたから。
とは言えやっぱり小さな子供がいる場合は無理は禁物。
今回の旅程を見ていただければ分かるように、初日はともかくほとんどホテル周辺で過ごしています。スケジュールを詰め過ぎても思うように消化しきれないことも十分有り得ますし、何より子供の体調に影響します。
それに最近になって沖縄で「はしか」が流行の兆しなどというニュースも耳にしますので、こういった情報にも冷静に対応しないといけないですね。幸いこの流行は今回の旅行の直後のことでしたので大丈夫でしたが。
これからも注意を払いながら、いろんな場所へ行って、いろんなモノを見せて、世界の広さを感じてもらいたいなと思っています。
いつかハワイへ行ける日を夢見て…。
では、また。
コメントを残す