こんにちはちゃはちです。
子供が生まれてから変わったことは色々とありますが、中でもスマホで写真をたくさん撮るようになりました。
今まで日常はもちろん、旅行に行ってもあんまり写真を撮ることは無かったです。
「ファインダーなんていらない。この目で直接見て心のフィルムに刻みたいんだ…。」
要はめんどくさいってことなんですけど(?)息子が生まれてからは違います。
子供の成長は早いですし、やっぱりかわいいしで、ついつい何でもないシーンでもカシャカシャ撮ってしまいます。
ついに動画にまで手を出し始めたので、気になるのはスマホの容量…。
このままではあっという間に限界がきてしまいそうです。
そこで、色々調べた結果「Googleフォト」を使って管理するのが1番良いのではとの結論に至りました。
すでに使ってる方からすれば「今さら?」感は否めないと思いますが、まだ使ってない方にはオススメです。
目次
Googleフォトでできること
今やインターネット界を牛耳るGoogle様。ネットサービスを生業としている者からすると、この「Google神」に嫌われると、もはや商売が成り立たないほどの存在感なのであります。
そんなGoogleが提供している「Googleフォト」。主にスマホで写真や動画を撮りまくっている人には、基本的に無料で、以下のようなことができてとても便利です。
1.写真や動画をウェブストレージに無制限に保存できる
撮れば撮るほどスマホ本体にたまっていく画像や動画のデータ。最近ではカメラの画質がものすごく良くなってますから、その分1枚あたりのデータ量も増えています。
スマホには画像や動画データだけではなく、他のアプリや音楽などのデータもありますから、それらも含めると本体に保存できる残データ量はどんどん減っていき、いずれこれ以上の保存が出来なくなるかもしれません。
僕はずっとiphoneを使っていますが、容量の大きいモデルは当然価格が高いです。ですから16ギガなど小容量のモデルを使ってきました。
でも、子供が生まれ、写真や動画を撮りまくるようになったので、次回の機種変更ではより高価なデータ容量の多いモデルにしなければならないかな…と思ってました。
パソコンにこまめに画像のバックアップをして、その都度スマホ本体のデータを消去すれば残したい写真を保存しながらスマホの容量を節約することは出来ます。
しかし、この場合は過去に撮った写真はパソコンがないと見ることが出来ませんので、外出先などでは不便です。
でもGoogleフォトを使えば、スマホに入っているすべての写真を「オンラインストレージ」にバックアップすることで、いつでもスマホからそのストレージにアクセスして、見たい写真や動画を見ることができるのです。
「オンラインストレージ」とか横文字にされちゃうと40歳のおじさんは警戒しちゃうんですよ。もうね新しいことを吸収する意欲のようなものが自然と減退してきてるので。
要はインターネット上の保管場所ですかね。良く聞く「クラウドサービス」の一つ(あってる?)。
データが見たいときに都度インターネット経由でその保管場所に見に行けば、スマホ本体の容量には影響を与えずに済みます。うーん便利。
極端な話、スマホ本体には何のデータも保存せずにネットにさえつながっていれば、いつでも見たいデータを見ることができるんですね。
Googleフォトは基本的に無料かつ無制限にこの保管場所に写真や動画を保存することができます。
2.写真を他の人と共有できる
Googleフォトでは簡単に夫婦間や両親、友達とも写真・動画を共有することができます。
メールに添付して相手へ送ることはもちろん、画像のリンク先を生成してこれを相手に送ることもできます。
また共有アルバムを作ってそこに共有したい写真や動画を保存しておけば、それぞれのスマホから見ることができます。
また、考え方次第ですが例えば夫婦で一つのGoogleアカウントを共有して使えば、それぞれの端末から全く同じものを、好きな時に見ることができますね。
まぁこれは「夫婦間のプライバシー」が無いも同然ですから、 スマホ内の写真すべてを見られても何の問題がない夫婦でしたらどうぞ。
3.写真が自動的に整理され検索が簡単にできる
取り込んだ写真はGoogleフォトが自動で判別、種類分けをしてくれます。ですので膨大な画像データから一つの写真を探そうとするときには、その写真に関連するワードを検索窓に入力すればけっこうな確率で見つけることができます。
例えば、だいぶ昔にとったケーキの写真を探そうとした時に「食べ物」で検索すると、バックアップされている膨大なデータの中から、「食べ物」の写真だけがずらっと絞り込まれます。
もちろんいつも完璧な検索が出来る訳ではないですが、結構びっくりするような技術です。
「人物」「ねこ」「子供」「砂浜」「寺院」…。
こちらは何の指示も出していないのに自動判別して画像情報としてタグ付けしています。
Googleと言えばやはり「検索」ですもんね。さすがです。
Googleフォトの始め方
Googleアカウントをもっていない人はまずはアカウントの作成からです。こちらではスマホ画面で説明します。
0-1.Googleにアクセスして、四角が並んでいるか所をタップします。
0-2.次の画面で「アカウント」をタップします。
0-3.さらに次の画面で何やらごにょごにょ書かれていますが、「アカウントを作成」をタップします。
0-4.アカウントの作成です。必要事項を埋めていきます。
メールアドレスがそのままアカウント名になります。任意の文字列を入力し、その後パスワードを設定します。
その後利用規約などに「同意」すればGoogleアカウントの作成は完了です。
1.アカウントが出来たら、Googleフォトのアプリをダウンロードしましょう。
↓↓ダウンロードはこちらからどうぞ
2. ダウンロードが済んだらそのままアプリを開きます。
3.アカウントの選択画面が出ますので、登録したアカウントを選びましょう。
4.アニメーションが流れます。「始める」をタップします。
5.バックアップ設定を入力します。
後ほど説明しますが、「バックアップと同期」はONに。
「モバイルデータ通信を使用してバックアップ」はOFFにしておきます。
6.データのアップロードサイズを入力します。ここでは「高画質」を選択します。
7.自動でバックアップが始まります。
設定が完了すると自動的にスマホにある写真・動画をすべてGoogleフォトに読み込まれます。
最初のバックアップは全てのデータを一気に取り込むので時間がだいぶかかると思います。
このケースだと500枚程度でだいたい20分ほどだったでしょうか。
もちろんデータ数や容量によってはもっとかかることもあります。人によっては一晩かかったようなケースもあるようです。
ですのでなるべく時間に余裕のある時を選んだ方が良いと思いますが、途中でアプリを閉じたとしても途中でバックアップは中断し、次の起動で続きが始まるようなので、それほど神経質にならなくても良いとは思います。
この後はスマホに新たなデータが保存された状態でアプリを開くと、その都度自動的にバックアップされ(WiFi接続時)、Googleフォトでも同じデータを見ることが出来るようになります。
アプリ内で画像は基本的にサムネイルの形で表示されます。見たい画像をタップすれば拡大されます。
共有や編集、削除なども拡大した画面から行うことができます。
また、サムネイルの画面で長押しをすると複数選択ができるようになりますので、一括して削除や共有、アルバム作成などを行う時には便利です。
注意したほうが良いと思うこと
このように便利なGoogleフォトですが、使う上で、いくつか注意した方が良いと思うことがあります。
1.Googleフォト上で削除したデータはスマホ端末からも削除される
Googleフォト上でデータの削除を行うと自動的にスマホ本体に保存されているデータも削除されます。
Googleフォト上で削除をしようとすると…
このように「端末から消えちゃうけどいい?」と聞いてきます。
反対にスマホ本体側で保存されているものを削除しても、Googleフォト側での削除は行われません。
ですから、他にバックアップが無い状態で、Googleフォト側でデータを削除するのは、本当に必要がなくなったものだけにした方が良いと思います。
僕の場合はスマホの容量確保が最大の目的ですから、データの削除はスマホ側でしか行わないつもりです。
ちなみにGoogleフォトで削除したデータは60日間はゴミ箱の中にとどまっていますので、期間内であれば復活させることができます。うっかり消してしまったとしても、あわてなくて大丈夫です。
2.WiFi環境でのデータ通信でないと通信量の上限にかかる可能性が
Googleフォトは自動的にすべての写真・動画をオンラインストレージにアップロード(バックアップ)しますので、その都度通信が発生します。
WiFi環境ではなく、契約しているモバイル通信事業者の回線(ドコモとかauの回線)を使用している時に、アップロードされるデータ量が多ければ、その分たくさんのパケット通信が発生します。
契約内容次第ですが、月間の契約上限量が少なければ、日々のバックアップによって上限に達してしまい、通信制限がかかる可能性があります。
そのため、初めのセットアップで
「バックアップと同期」はONに。
「モバイルデータ通信を使用してバックアップ」はOFFに
したと思います。
この設定であれば、WiFiにつながっていない状態ではバックアップは行われませんので、バックアップ時に通信量を使うことは無いと思います。設定は変えないようにしましょう。
ただし、モバイルWiFiなどの場合は携帯回線と同様、月額上限がある場合が多いと思いますので気をつける必要があります。
また、バックアップ時ではなくデータ閲覧をする際の通信はどうなんだという疑問も湧きます。
バックアップ時程ではないにしても、閲覧時にも通信は発生すると思われます。あまり気にしすぎる必要はないかもしれませんが、iphoneの場合にはアプリごとにモバイル通信をしないような設定もできます。
「設定」の中の
モバイルデータ通信をタップします。
すると使用しているアプリがずらっと出てきますので、この中のGoogleフォトのモバイル通信をOFFにしていまいます。
この設定により、アップロードはおろか、ダウンロードもWiFi環境でないと通信を行わなくなります。つまり、Googleフォトでは一切のモバイル通信を使わないということになります。
ただし、この設定をしてしまうとWiFiに接続していないと、動画の閲覧が出来なくなります。
写真は直近のWiFi接続時に同期されていたデータが端末に残っているようなので、閲覧可能です。
WiFi接続が切れた後に新たに誰かが共有した写真は、次にWiFi接続をする時まで見られません。
個人的にはこれでも全然問題ないですが…。
まぁそれぞれの使用環境や行動パターンによるところが大きいと思うので、ここは万が一通信量が増大してしまった時にやればいいのかもしれません。
3.オリジナルのデータより多少圧縮されて保存される
Googleフォトにバックアップされるデータは、オリジナルのデータより圧縮されて保存されます。つまり画質がオリジナルより落ちるということです。
とはいっても、実際にはほとんど気にならないレベルです。
ものすごい高性能のカメラで、大きな写真にしたい方は別ですが、スマホでカシャカシャ写真を撮る人たちはそこまで気にする必要は無いと思います。
「いや画質にはこだわりがある。もとのサイズで保存したい」
という方は最初の設定「写真と動画のアップロードサイズ」で「元のサイズ」を選択すると、圧縮することなく保存できます。
ただし、この場合無料で使えるのは15ギガまで。容量追加の場合は有料となります。
4.セキュリティ
ネットサービスですからこの辺りは当然ですね。パスワードの管理はしっかりしていないと不正利用にあうかもしれません。
変な写真や動画はあげないようにしましょう…
また、Google自体がある日このサービスを終了してしまったら…。今の段階では考えられませんが、可能性はゼロではありませんよね。
まぁ、ある日突然サービスが終了しデータの閲覧が出来なくなる、ということはさすがに無いでしょうから、その場合でも他の場所へデータを退避させることはできますかね。
まとめ
Googleフォトはスマホなどのモバイル端末上にある写真や動画データを無料でバックアップすることができるサービスです。
これによりスマホ本体に余計なデータを保持する必要が無くなるので、データ容量がひっ迫しているスマホを使っている人に大変便利です。
また、データの共有や検索機能なども充実しており、特に夫婦間や親、友人などと共有したい場面が多い、子どもの写真を多く撮る子育て家族におすすめです。
一方で、使い方によってはデータ通信料やデータの削除に気をつける必要があったり、オリジナルデータよりも多少劣化した状態で保存されることにも留意が必要です。
いずれにしても無料で使えるサービスですので、一度使ってみて自分の使い方に合うようでしたら、とても有用なサービスになると思います。
みなさんも是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
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