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40歳で初めて父になる僕のブログ

妻(39歳)の初産までの軌跡とその後を、夫(40歳)の視点で綴ってみます。

生後2か月から始まるワクチン接種の計画をたてよう

 

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こんにちは。ちゃはちです。

 

息子が生まれてそろそろ生後2ヶ月が経とうとしていますが、先日区役所から予防接種の案内が届きました。

 

そう言えば、2ヶ月目から色んな予防接種が始まるって妻が言ってましたね。どれどれ、どんなワクチンがあるのかなー、と調べてみると…

 

「覚えきれないほどいっぱいある…。」

 

しかも多くのワクチンが、期間をあけて複数回接種しなければいけないものです。毎月何かしらの注射をするような感じです。

 

これはもはや「ワクチン接種ラリー」。

 

ゴールに無事たどり着くためには、綿密な計画と実行が必要になりそうです。

 

ちょっと予習して見ましょう。

 

 

 

 

1歳までに接種が必要なワクチン

 

生まれてから数ヶ月は、母親から受け取った免疫により病気にかかりにくいと言われています。

 

しかし、母親由来の免疫は徐々に無くなっていくので、特に感染すると重篤な影響が出ると思われる病気については、早めにワクチン接種により免疫をつけておく必要があるわけですね。

 

ワクチンには「接種しなさい!」と国によって定められた「定期接種」のものと、「自分達でどうするか決めてね!」という「任意接種」の2つがあります。

 

ではまず、0歳の間に接種しなさいとされている「定期接種」のワクチンについて整理して見ましょうか。

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Hib(ヒブ)ワクチン

Hibとはインフルエンザ菌b型のこと。毎年冬に流行するインフルエンザウイルスとは別物です。こっちはウイルスじゃなくて菌です。まぎらわしいですね。

 

Hibは子供に髄膜炎や喉頭蓋炎などを引き起こし、これらにかかると命に関わったり、深刻な後遺症を残すことがあります。

 

推奨される接種開始時期は生後2ヶ月から。この場合27日以上56日までの間隔で2回目を接種。さらに同じ間隔で3回目。その後さらに7ヶ月から13ヶ月後の間で4回目の接種を行います。(1回目の接種時期によって回数は変わります)

 

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、多くの子供の鼻やのどにいる身近な菌です。

 

体力や抵抗力が落ちた時などにいつもは菌がいないところに入り込んで、細菌性髄膜炎や肺炎などを引き起こします。

 

Hibと同様にこれらの病気にかかると命に関わる場合や、深刻な後遺症を残すことも少なくありません。

 

推奨される初回接種時期は、生後2ヶ月です。この場合27日以上の間隔で計3回接種した後、60日以上の間隔をおいた生後12ヶ月以降にもう一回追加接種します。(1回目の接種時期によって回数は変わります)

  

B型肝炎ワクチン

B型肝炎はB型肝炎ウイルスによる肝臓の病気です。一過性の感染で終わることもありますが、感染したウイルスが体内に残り続けることを「持続性感染」といい、持続性感染をしている状態の人を「キャリア」といいます。

 

キャリアになると慢性肝炎となることがあり、肝硬変や肝がんなどのリスクが高まります。

 

母子感染(通常妊婦の段階で検査されます)がない場合には、生後2ヶ月に1回目。生後3ヶ月で2回目を接種し、さらに生後7~8ヶ月目までに3回目を行うことが標準とされています。

 

四種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)

ジフテリア:

ジフテリア菌による感染症です。現在では稀な病気のようですが、のどなどに感染し毒素を出します。この毒素が神経や筋肉に作用すると眼球や横隔膜などの麻痺を引き起こすことがあります。

 

百日せき:

百日せき菌による感染症で、激しいせきを伴い、特に生後6ヶ月以下の子供の場合亡くなってしまうこともあります。

 

破傷風:

傷口から侵入した破傷風菌が毒素を出してさまざまな神経に作用し、けいれんなどを起こす致死率の高い病気です。

 

ポリオ:

ポリオウイルスの感染によっておこります。重度の場合には麻痺が生じたり、呼吸不全により死亡するケースがあります。

 

 

これらの混合ワクチンが四種混合ワクチンです。標準的には生後3ヶ月目に1回目を接種。以降20~56日間隔で計3回を接種します。その後3回目から6ヶ月以上あけ、かつ3回目終了から12~18ヶ月の間に4回目の接種をすることが推奨されています。

 

 

 

と、ここまでの4つ(Hib、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合)を、その接種回数の多さなどから「0歳児ワクチン四天王」と勝手に命名させていただきます。

 

回数が非常に多いので、うまく計画を立てておかないと接種漏れの心配もありますね。

 

さらに0歳児が接種すべきワクチンとしては上記四天王に加えて、もう1つ…

 

BCG(結核ワクチン)

言わずと知れた(?)結核のワクチンです。ハンコ注射なんて言われますね。一昔前の病気というイメージがありますが、厚生労働省によると毎年1万8000人程度の患者が発生しており、決して昔の病気とは言えないようです。

 

標準的には生後5~8ヶ月の間に1回の接種が推奨されています。

 

 

なお上記の記述については、この後に触れる「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」の他、

 

厚生労働省「予防接種情報」 予防接種情報 |厚生労働省

厚木市「子供の予防接種」 【子どもの予防接種】 | 厚木市

KNOW VPD! Know VPD! - ワクチンで防げる病気(VPD)を知って子供たちの命を守る

 

を参考にしました。

 

特にKNOW VPD!はためになる情報が、分かりやすく書かれていますのでおすすめです。

 

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

 

0歳児のうちに接種しなければならない定期接種のワクチンは、上記の通り5種類。

 

それぞれに必要な接種回数があり、前回の接種からあけなければいけない間隔が定められています。また、初回接種の時期によっては回数や間隔が変わったりします。

 

「複雑すぎてよくわからない…」

 

ですよね。では、「日本小児科学会が推奨するワクチン接種スケジュール」を見てみましょう。

 

スマホなどで小さくて見にくい方は、リンクを別ウインドウで開くか、画面を横にしていただくと多少見やすいかと思います...

 

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http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

 

生後2ヶ月目になると「Hib」「肺炎球菌」「B型肝炎」の初回接種が可能になります。

 

推奨スケジュールでも、2ヶ月目になったらすぐにこの3つを同時接種するようになっていますね。

 

さらに3か月目には「Hib」「肺炎球菌」「B型肝炎」の2回目に加え、「四種混合」の1回目も。四天王そろい踏みです。

 

一度に複数の注射をするのは、何だかかわいそうな気もしてしまいますが...。

 

同時接種について日本小児科学会では、同時接種による有害事象はなく、必要なワクチンを漏れなく接種するために必要な行為とする立場を取っています。

 

「日本小児科学会の予防接種の同時接種に関する考え方」 

 

もちろん色々な考え方があるでしょうから、個別に接種することも可能ですし、医師と相談の上決めていくことも必要かもしれません。

 

ただ早めに貯金を作っておけば、急なスケジュール変更にも対応しやすくなるでしょう。体調不良など、毎回予定通りいくとは限りませんからね。

 

仕事でも何でも、予定どおりにことを進めていくためには常に「前倒し」で余裕を持って進めることが必要です。(あくまで接種可能時期が来てからの話です。)

 

ちなみに僕は仕事上は全く実践できてません。昔から夏休みの宿題は最終日に泣きながらやるタイプです。あ、関係ないですね。

 

また、何より必要性の高いワクチンは早めに接種しておくほうがより安心です。早めに抗体を持っておけば、当然それらの病気にかかる可能性も低くなると考えられますからね。

 

定期接種のワクチンはほとんどが公費負担ですから、接種できる時期が近づいてきたら普通は自治体から案内が届くはずです。

 

案内が届いたらすぐに行動できるように、準備しておきたいですね。むしろ万が一案内が遅れていたら気づけるくらいに。

 

まずは上記の推奨スケジュールに沿って計画を立てようと思います。

 

それから自治体によっては、ワクチンの種類により「集団接種」を行っている場合もあるようです。この場合には、スケジュールに融通が利きにくいですから集団接種の日を中心にその他の接種を組み立てる必要があるでしょう。

 

ちなみに予防接種のスケジュールを管理できるアプリもあります。色々便利な機能もあるようなので、こういったもので管理するのもいいかもしれません。

 

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任意接種のワクチンはどうする?

 

 

 

接種しなければいけないとされている「定期接種」のワクチンに対して、受けるか受けないかの判断が個々にゆだねられている「任意接種」のワクチンもあります。

 

0歳児で受けることができる任意接種の代表選手は「ロタウイルス」ワクチンでしょうか。

 

ロタウイルスは下痢や嘔吐を引き起こすウイルスです。いわゆる「ウイルス性胃腸炎」の一つで、中でも重症化しやすいものになります。

 

ちなみにこのワクチンは、注射ではなく口から入れる「経口接種」のワクチンです。

 

定期接種のワクチンが基本公費負担であるのに対して、任意接種のワクチンは通常自己負担ですから、経済的にはハードルがちょっと高くなりますし、「任意」と言われると重要性がそれほど高くないのかなとも思ってしまいます。

 

この辺は非常に難しい判断ですよね。そもそもこれらの感染症について医者並みの専門的な知識をもっていないのが普通でしょうから、主体性を持って決めるのはなかなか大変です。

 

ワクチンの接種そのものに明らかな副作用などのリスクがある場合はともかく、「打てるものは打っておく」というスタンスもありかと思います。個別に医師と相談するなど、できる限りの情報を持って判断したいところですが、どうしようか…。やっぱり難しいですね。

 

変化するワクチン事情

 

どのワクチンが定期接種なのか、というのは時代によって変わっていきます。

 

例えば僕が小学生の頃はインフルエンザワクチンは必ず学校で集団接種をしていましたが、現在では任意接種です。

 

また、Hibワクチンや肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンはちょっと前まで任意接種のワクチンでした。

 

副作用の報告や、感染症の流行状況、その他の要因によって「接種すべき」とされるものは変化します。

 

しかしそもそも日本の場合には、他の先進国に比べて定期接種のワクチンが少ないとの声もあるようです。「ワクチン後進国」だと。

 

このあたりは「副作用」に関する考え方、扱い方などから、物事をはっきり決断しない日本的な思考が影響している気がします。

 

今現在任意接種だからと言って、必ずしも必要性が低いと判断することは誤りかもしれません。

 

ワクチンで防げる病気のことをVPDと言うそうです。Vaccine :ワクチン Preventable:防げる Diseases:病気 の頭文字です。

 

「防げたのに、防がなかった。」

 

そんな後悔はしないように、しっかり考えなきゃいけませんね。当たり前ですが、判断できるのは大人だけですから。

 

最後にもう一度「KNOW VPD! 」のリンクを貼っておきます。こちらのサイトは一貫して、現在の日本のワクチンに対する姿勢を疑問視しながら、定期・任意に関わらずワクチン接種の必要性を説いています。

 

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

 

こちらを見たうえで、それぞれがワクチンというものをどう考えるかは当然自由ですが、一つの考え方として参考になるのではないかと思います。

 

ぜひご覧ください。では、また。