40歳で初めて父になる僕のブログ

妻(39歳)の初産までの軌跡とその後を、夫(40歳)の視点で綴ってみます。

自宅で今半のお食い初め膳を「巻きで」おくいぞめてみた話

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こんにちは。ちゃはちです。

生後100日頃に、子供が一生食べ物に困らないよう行う儀式「お食い初め」。

僕が子供の頃は一般的では無かったような気がしますが、どうなんでしょうか?子どもが出来て初めて知りました。そんなのあるんだと。

そもそも「やるか、やらないか」迷うところもありましたが、結局自宅に「お食い初め膳」を配達してもらい、自分達の親を招待して実行してみました。

「オクイゾメ?何それおいしいの?」

「おいしかった」

というお話です。

 

お食い初め、やる?やらない?

「ホントにみんなやってんの?」って感じでしたが、育児関連の雑誌やサイトには当たり前の行事として紹介されていますし、アカチャンホンポなどでもお食い初め用の食器が普通に売られてたりします。昔からそんなに当たり前の行事だったのでしょうか?

 

僕は昔からひねくれ者なので、ハロウィンやらイースターやら「ぽっと出感の強いもの」についてはあまり積極的になれず、どちらかというとバカにする傾向がありました。「は?どこの業界の策略だよ」みたいな。

それはイベント事にとどまらず、流行とか時代の流れとか、とかく皆が急に飛びついているように見えるものに対しては、全て斜に構えた姿勢をとってきました。

 

学生時代「Windows」の出現により、一般人にも徐々にパソコンというものが浸透し初め、いよいよパソコンの時代が来るぞ、出来ないやつは取り残されるぞ、と周囲が色めきだっている時も一切の興味を示さず、皆がワードを使っている中、一人「東芝ルポ」で卒論を作成しました。

結局「ゼミ生全員の卒論をフロッピーにまとめたい」という教授の要望により、一度ワープロで打った論文を再びワードで打ち直すという苦行をする羽目になったのですが。

 

また、ここ数年の話としては、皆が「SNS!SNS‼」と盛り上がっている中「そんなに人と繋がりたいの?さみしい人たちだねぇ」とツイッターもフェイスブックもバカにして、一切やろうとしませんでした。

 

と、まぁこんな感じで生きてきたんですが、最近はちょっと違うんですよね。

40歳を過ぎてから「斜に構えていると時代から取り残されて型どおりの老人になってしまう」という危機感が先に立って、逆に流行りものだろうが、業界の策略だろうが、とりあえずやってみようの精神が徐々に芽生えてきました。

やっと気づいたのです。皆がやってることって、わりかし「やってみるとけっこういい」ことが多いんですよ。今更ですが。

「興味が無いからやらない」は全然良いと思いますが、「皆がやってるからやらない」はむしろ恥ずかしい行為だったのです。

 

で、何の話でしたっけ。お食い初めの話でしたね。完全に迷子になっていましたが「お食い初め?よく分かんないけど皆やってるの?じゃあやってみましょう」ということになりました。 

初節句×お食い初めコンボで

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やるならゴールデンウィーク中かね。なんて話をしていたら「ん?っていうかもしかして5月5日は『初節句』では?」ということに気づきました。

あんまり意識してなかったけど、やっぱり初節句もお祝い事なのね…。

「じゃあ一緒にやっちゃうか。どっちも似たようなもんだろ。ジジ、ババ達も呼んで。」

ということで、初節句とお食い初めを同日に行うことにしました。

「最近は初七日と告別式を同日にやっちゃうし、それと一緒‼︎」

と言ったらとっても怒られました。

でも、限られた時間は有意義に使わないと。一緒にやった方が経済効率もいいはずだ。

今半の宅配で 

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まず決めなければいけないのは、「外食でやるか、内食でやるか」ということ。

調べてみると色々なお店が「お食い初めプラン」のようなものを用意しています。でも、どれもなかなかのお値段…。

息子の分だけならまだしも、実家からジジ、ババを呼ぶと大人の食事代が馬鹿になりません。恐るべきお食い初めビジネス。

 

一方で自宅に「お食い初めセット」を届けてくれるサービスも沢山あります。値段的にはピンキリですが、外でやるより経済的な印象です。

そこで見つけたのが「人形町今半」のお食い初め膳。

今半のお食い初め膳

お食い初めに必要なものが一通り揃っていて税込6,480円です。

今半と言えば水天宮近くの名店ですから、ご利益もありそう(?)。

よし!これで決まりー。

と、言うことで今半の宅配を利用してみることにしました。

「大人は年寄りばっかりだから、がっつり用意しなくてもいい。最悪セブンミールでもいいや」

セブン‐イレブンのお届けサービス セブンミール

と思っていましたが、ありがたいことにお祝いを頂戴することになり、晴れて大人もすき焼き弁当を注文できる展開に‼

よし、こんなことなら、これからは毎月パーティーをしよう。政治家の手法だね。

 

こんな感じで届きました

注文はネットで行い代金は当日配達に来てくれる方にお支払いするとのこと。

指定した時間にチャイムがなります。届けてくれたのはちょっと年配の男性で、きちっとジャケットにネクタイを締めた方でした。配達も自社スタッフでやってるようです。

配達エリアは東京を中心として、埼玉・神奈川・千葉の一部です。

今半お届け弁当の配達エリア

配達は税込7,560円以上の注文からになりますが、一部のエリア(埼玉・神奈川・千葉・東京都武蔵野市の一部)は、土日・祝日に限って16,200円以上の注文からとなります。

週末に行う場合が多いと思いますので、対象の地域の場合結構ハードルが高いですかね…。大人の食事もそれなりに注文した場合にはクリアできる金額かな。

お食い初め膳は注文から3日後以降の発送になりますので、余裕をもって注文しましょう。

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こんな感じでケースに入ったお食い初めセットと、大人用の弁当を受け取り、その場で端末を使ってクレジット決済をしました。

その際に回収の時間帯希望を聞かれます。当日のうちに食器を回収しに来るんですね。

「この度はおめでとうございます。」

など、受け答えも終始丁寧。とても感じが良かったです。

 

さて、届いたお食い初めセットですが…

 

お吸い物は魔法瓶に入っています。

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お食い初めのやり方も書いてあります。

 

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 鯛‼︎

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セットするとこんな感じになります。

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 まんなかの黒いのは「歯固めの石」ですね。こちらもちゃんとついてます。

 

では、お食い初め開始‼︎

 

 

お食い初め「巻いて行こう‼」

さて、どうやら年長者が子供に食べさせる(真似をする)ようですので、僕の父が食べさせる役をつとめます。

息子は僕の膝の上。大人しくしてくれるかな…。

与える順番を見ると、

赤飯→吸い物赤飯赤飯吸い物赤飯煮物赤飯吸い物赤飯酢の物赤飯吸い物赤飯歯固めの石赤飯吸い物赤飯

な、長い。こんなにやるの?ぐるぐるとおかずとご飯を行ったり来たりです。

息子を僕の膝に乗せて、妻が順番を読み上げ、僕の父がその指示従い食べさせる形にしました。

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…しかし早速息子がぐずり出します。

「与える真似でいいよ」と念押ししておいたのですが、曲がったことが大嫌いな僕の父はしっかりと箸で運んだ食べ物を歯茎に当てたのです。

「ぴちゃ(お吸い物の青菜に含んだ汁が歯茎に当たる音)」

「うぇーん!!!!!」

元来お食い初めとはめでたい祝い事であります。しかしながら離乳食すらまだ食べたことのない息子にとっては豪華な食事などただの異物であります。口に無理くり異物を入れられたら大人だってご立腹でしょう。僕だってそれがいくら現地ではごちそうだからといっても、例えばタガメのから揚げを無理やり口に入れられたら泣きます。

 

「これは、いかん。!早く終わらせねば…」

僕もジジも焦ります。そこからは急いで妻の指示をこなしていきます。

妻「次!赤飯‼その次は吸い物‼‼」

僕・ジジ「まだか、まだ終わらんのか…」

焦りがピークに達したその時

妻「あと2つで終わり!」

との声が。

ぐずっている息子をなだめながら、最後の力を振り絞ります。

妻「はい!終わりー」

僕・ジジ「お、終わった…」

グッタリする僕とジジ。そして息子も「なに?なんだったの?」と言う顔で放心した様子。

こうして親子3代の心を疲弊させ、お食い初めの儀式は終わったのでした。

その後お酒もちょこっと入り、ちょっとした宴席に。今半のお料理もおいしかったです。初節句も兼ねたお祝いですからね。普段なかなか来られない妻のお父さんも来てくれたので、貴重な時間でありました。 

皆が帰った後 

僕「まぁバタバタだったけど、最後まで完遂できて、良かったね。これで一生食べ物に困らないってことで。」

と妻に言うと。

妻「あ、あれね。はしょった。」

僕「ハショッタ?」

妻「うん。ありゃ最後までは無理だなと思ったので端折った。ホントはもっと長かった。」

なんと、最後まで完遂したと思っていたお食い初めは、妻の現実的な判断により短縮バージョンになっていました。

まぁ、しょうがないか。「一生食べ物に困らない」のにはちょこっと足りなそうだけど、あとは自力で稼げる大人になりなさいな。うん、むしろちょうどいいよ。それくらいが。

やって良かったと思う

終わってみればやって良かったと思います。お食い初め。

儀式そのものよりも、皆が集まって子供の成長や晴れやかな将来を願う。そういう時間を待つのってけっこう「とうとい」かなと。

特に僕達くらいの年齢だとジジ、ババもホントに爺さん婆さんですから、老い先それほど長くないでしょうし(失礼)。

自分たちの親を自宅に招待するのってこれまであまりなかったですし、上下の親子のつながりみたいなものをあらためて感じる機会でした。是非迷っている方は自宅でお食い初め、いかがでしょうか。

ただ「自宅に呼ぶ」というのはそれなりに準備やら気疲れやらがありますので、「ちゃんとやり過ぎない」程度にしないと、子育てが大変な中で余計な負担になってしまうかもしれません。その辺はうまく力を抜いて、夫婦協力して臨まないといけませんね。

では、今回はこの辺で。さようなら。