リッチェル(Richell)のおかゆクッカーとハンドブレンダーで楽々10倍がゆ~20秒で粉砕される米粒と父の努力

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こんにちは。ちゃはちです。

生後5ヶ月を過ぎた頃から、息子も離乳食を始めました。

初めての離乳食に欠かせないのが「10倍がゆ」。

それまで液体のものしか口にしてこなかった赤ん坊が初めて食べるものですから、大人が食べるおかゆ以上にユルユルのトロトロのベロベロでなければなりません。何せまだ歯がないですからね。

ということで、我が家では離乳食を調理する器具として、リッチェルの離乳食調理セットを購入しました。

電子レンジで簡単10倍がゆ

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リッチェルの離乳食調理器セットは、以下の器具がセットになっています。

  1. 電子レンジおかゆクッカーE
  2. おろし器
  3. こし器
  4. すり鉢+すり棒
  5. 小分けパック50ML×3個

離乳食を作る上で必要になる基本的な調理器具がほぼ揃っているので、とりあえずこれを用意しておけば、大抵のものは作ることができると思います。

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※離乳食レシピもついてます。

今回はこの中の「おかゆクッカー」を使って、10倍がゆを作ってみましたよ。

基本的には説明書通りですが、実際にやってみたところいくつか「これは」というところがありましたので参考にしていただければと思います。

1.炊いたご飯をカップへ

リッチェルのおかゆクッカーEは炊いたご飯から作っていきます。

まずは、山盛り2杯の炊いたご飯を専用のスプーンですくってカップへ移します。

と、ここで問題が。「山盛り2杯」って言いますけど、山にも色々あります。こういうの毎回迷うんですよね。

どの程度の山なのか…。ここはセンスが問われます。すなわち「普通」の感覚を持ち合わせているかが試されています。

そして、僕はその感覚を持ち合わせている自信がありません。人よりよく食べるからです。

しかし幸いにも僕には「普通の感覚を持ち合わせていない」という自覚があります。

おそらく僕の「盛り」は世間の1.5倍ほどだと推測されます。

それは、これまでの人生において見てきた様々な「盛り」の平均値と、自分の「理想の盛り」を比較検討した結果導かれた結論です。

ちなみに、主に旅先での「朝食バイキング」において収集した知見となります。

ですので、そこから33%オフにしてみました。これが己を自覚しているものの強みです。

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ということで、コレくらいのご飯をカップへ投入しました。

2.ご飯つぶの形が残る位につぶす

さあ、またしても程度が試されます。いったいどの「位」が適当だというのだ。

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※ちなみにスプーンの裏側はこんな感じになっているので、ここでつぶしていきます。

ここはもう開き直って自分の感覚を信じましょう。自分の個性を10倍がゆにぶつけましょう。

誰が作っても同じおかゆなんてつまらないですからね。みんな違ってみんないいんですよ。

ということで、これくらいの塩梅にしてみました。

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3.カップの内側の線まで水を注ぐ

これは誰がやっても一緒。

オリジナリティを出そうと、敢えてなみなみ注いだり、アクエリアスを注いだりしたくなると思いますが、そんな気持ちはグッとこらえましょう。

4.米がバラバラになるまでほぐす

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いったん潰してくっつけた米を水に浸した挙句再びバラバラにするとか、なかなかサディスティックです。

2つ前の行程で潰しすぎるとなかなかほぐれません。

これでもかと潰した自分を恨みつつ、ごめんね、ごめんね、とお米に謝りながらほぐして行きましょう。

5.泡受けをセットして5分間レンジへ(500Wの場合)

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ここでポイントです。

泡受けはしっかりとカップにはめ込まないと、大変なことになります。

ゆるいと途中で外れて吹きこぼれます。

僕もまんまと吹きこぼして中の水分がすっかり飛んでしまいました。

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ちなみに何事も無かったかのようにお湯を注ぎ、次の工程に移ったことは息子が成人するまで内緒です。

6.蒸らす(10分間)

10分間蒸らします。この隙に今までやりたくてもやれなかったことをやりましょう。

僕はずっと我慢していたトイレに行きました。

7.ひたすらすり潰す

トイレに行ったら手を洗いましょう。

ここからが本番です。

粒がなくなるまでひたすら潰していきます。そしてこれがけっこうキツイです。

手が痛くなりますが頑張って潰していくと、それまで水っぽかったおかゆがだんだんドロドロになってきます。α化というやつでしょうか。

米がデンプンに化けていきます。完全にヤマト糊です。

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手の痛みに耐えながら必死に混ぜていると隣で息子を抱えた妻が言います。

「わー、パパ上手ー。すごいねー。見てー、パパがトロトロのおかゆを作ってくれてるよー」

褒め上手の妻に乗せられ上手な夫。

俄然やる気になった僕は、父の威厳と愛情を込めて痛みに耐えながらひたすらおかゆを潰して行きます。

そう、ただ美味しそうにおかゆを食べる息子の顔を思い浮かべながら…。

「料理は愛情」とはよく言ったものです。

食べてくれる人の笑顔のために…。僕たち料理人は今日も手間暇を惜しまず、時にその身を削りながら料理を作って行くのです。

そんなことを考えながらおかゆを汗だくですり潰す僕は、そう言えば料理人で無くただの経理マンです。

電卓とテンキーを叩く力には自信がありますが「こねる」動きは全く慣れていません。乳酸が溜まって手が悲鳴をあげます。
これも果たしてどこまで潰すべきなのか。出来上がりの写真と見比べて見てもよくわかりません。

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とりあえず見た目にご飯の粒が見えなくなるまで必死に潰しました。
今日はこれくらいで勘弁してやる…。
ということで完成です‼︎後は保管のために冷凍用のトレーに入れて凍らせます。

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ふぅー。どうだ!父のすごさを思い知ったか‼︎

やっぱりハンドブレンダーを使おう

しかし正直毎回この作業をするのはキツイです。僕より力のない妻が作る場合はもっと大変です。

ですので、文明の利器に頼ろうと思います。

購入したのはテスコムのハンドブレンダーです。

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ハンドブレンダーも各メーカーから沢山の種類が出ていて迷いますが、まずは離乳食作りに使えればいいだろうということでお手頃なものを選びました。

離乳食以外にも色々な料理に使いたいのであれば、高機能なものを選んでもいいと思いますが、我が家の場合は離乳食以外にどうしても使いたいということはありません。

限られた期間の使用ですから、これで十分だろうという判断です。

とは言え、もちろんこのブレンダーでも離乳食以外に様々な用途に使えますからね。

今度スムージーでも作ってオシャレなOLを気取ってやろうと思います。

さて、早速使ってみましょう。

レンジアップして蒸らしたご飯を付属のカップに入れて…

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スイッチを入れます。

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ブイーンとけっこうな音がします。

子供が寝ている時は気をつけたほうがいいですね。柔らかい布などを引いて振動が台に伝わるのを抑えるのも良いかもしれません。

ブレンダーの説明書には10倍がゆを作るには30秒とのことですが…

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あっという間にトロトロになってきます。20秒位で一旦止めましたが、十分でした。

すげー、ブレンダーすげー、文明の利器すげー。

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感動ものでしたが、同時に僕が父の愛情と威厳を注いで必死こいてつぶしたおかゆをものの数十秒で超えていってしまったことに、何とも言えない敗北感を感じました…。

時短は大事

とは言え、できるだけ手間をかけずに同じものができるのであれば、こんなに良いことはありません。

離乳食が始まるとこれまで以上に準備に時間を取られますから、負担が大きくなりますもんね。

「手間暇をかける」という美徳も日本人にはあるかも知れませんが、同じか、それ以上のものがより短い時間で出来上がる方法があるなら積極的に使っていく方がいいですよ。

少しでも時間に余裕を作ることは、子どもにとってもいいことだと思います。

子育てに限らずこれからはそういう時代です。ダラダラと長く会社にいたって評価されなくなって来ています。結果を出すことにスピードも求められますからね。

と言うことで、リッチェル×ハンドブレンダ―お勧めです。息子もおいしそうにちゃんと食べてくれています。

僕も日々効率良く仕事を終わらせてサクッと帰れるように頑張らねばいけませんね。

では、また。

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